ブリ

【釣れる時期】

周年

【魚の詳細】

一年中釣れますが、脂の乗る冬が美味です。

大きさで呼び名が変わる出世魚の代表選手です。地方でも呼び名が違いますが周防大島では体長30cm程度の1kgクラスを「ワカナ」、体長40~50cmの2~3kgクラスを「ヤズ」、4~8kgクラスを「ハマチ」、それを超えるものを「ブリ」と呼びます。

【仕掛けと釣り方】

・ジギング・・ジギングロッド、中型両軸リール、スピニングリールにPE2号以上を巻いてください。大物がかかりますのでリーダーは8号以上をオススメします。ライトタックルご希望の方は予約時に必ず伝えてください。

スロージグもOKです。

カタクチイワシやウルメイワシの群れを探しその周辺にいるブリを釣ります。タイラバやインチクでも釣れます。

・落とし込み・・竿、リールはジギングと同じものでOKです。

仕掛けは市販の落とし込み仕掛け、ベイトが99%カタクチイワシですので鈎は小さめのものがオススメです。フラッシャー付きがいい時もあればカラ針で調子よく付くときもありますので何種類か用意してください。ハリスは10号でブリクラスでも十分釣り上げられます。細くすると仕掛けに複数魚がかかった時に切られます。

イワシの群れの中に仕掛けを落とし鈎にイワシを付けます。そのまま待つかイワシの群れの底まで仕掛けを落とし込み、鈎に付いたイワシに食いつかせます。

いかにイワシをうまく鈎に付けるかがこの釣りのキモです。

・キャスティング・・キャスティング用ロッドかシーバスロッド、スピニングリール。

プラグやメタルジグ、メタルバイブなどのルアーをキャストして狙います。浅場にイワシの群れがいる時や、ブリが海面でボイルしているような時に有効です。キャスティングは最大4名での出船となります。

キジハタ

【釣れる時期】

周年

【魚の詳細】

西日本では一般的にアコウと呼ばれ、非常に美味な超高級魚です。旬は春~夏です。

浅い岩場でじっと身を潜め、落ちてくるエサを狙っているようです。

タイラバやジギングで釣れます。

※山口県では30cm未満のキジハタの採捕は禁止されていますので、もし釣れた場合はすみやかにリリースしてください。

【仕掛けと釣り方】

ジギングやタイラバ、インチクで掛かる超高級外道です。

テキサスリグの根魚ゲームでも狙えます。

メバル

【釣れる時期】

冬~春

【魚の詳細】

沿岸の岩場に群れで生息しています。

とてもおいしい魚で、煮つけにすると最高です。

30センチを超えるものは尺メバルと呼ばれ、なかなか釣れません。釣り上げたら自慢できますよ。

【仕掛けと釣り方】

・魚皮サビキ釣り・・竿は柔らかいものがいいです。エギングやジギング用の張りのある竿では釣りにくいです。リールは小型の両軸リールに感度の良いPEを巻いたものを使います。糸の太さは1号~2号でOKです。常に底を取り続ける釣りなのでスピニングリールは向きません。オマツリ防止のためメバル釣りではスピニングは禁止とさせていただいています。

仕掛けは市販の魚皮サビキで枝スが1.5号~2号のものがオススメです。外道でマダイなどもかかるのであまり細いものでは釣り上げられません。

船を潮に流して岩礁帯のかけ上がりを狙います。狙う水深は20~60メートルくらいです。群れを散らさないようにとにかくソフトにゆっくりと仕掛けを動かすのがコツです。一匹掛かっても慌てずに待って次々に追い食いさせると大漁につながります。岩場のかけ上がりを狙うので根がかりに注意が必要です。

・カゴエサ釣り・・漁礁などの上に船を止め、撒き餌で群れを寄せて釣ります。撒き餌、付け餌にはオキアミを使います。

アカエイ

【釣れる時期】

周年

【魚の詳細】

浅場から深場まで砂泥地であれば割とどこにでもいます。

旬は夏ですが一年中釣れます。

ジギングやタイラバでたまに釣れますが、大きなものはすごいパワーで釣り上げるのに苦労する厄介者です。

尾の根元に毒針があるので釣り上げたときには注意が必要です。歯も硬い貝殻を砕くほど強力ですので絶対に口に手を入れないようにしてください。

煮つけや唐揚げで食されます。

【仕掛けと釣り方】

ジギングやタイラバで掛かる外道です。

アイナメ

【釣れる時期】

周年

【魚の詳細】

旬は夏~冬です。岸近くの岩礁帯に生息しています。

いつも岩場に隠れているため漁獲しにくく、あまり市場に流通しない高級魚です。

煮ても焼いても刺身でも非常においしい。

秋口からの産卵期には、オスの体は金色に変化します。

【仕掛けと釣り方】

・ルアー釣り・・・ブラックバス用ロッドなど、バス用ベイトリールなど。テキサスリグにワームをセットし、キャストして浅場の底付近を狙います。アタリがあったら一呼吸おいて大きく合わせるのがコツです。

・ブラクリ釣り・・・ブラックバス用ロッドなど、バス用ベイトリールなど。市販のブラクリ仕掛けでOKです。

浅場の岩礁帯や防波堤の捨て石まわりを狙います。船を潮に流して真下を狙ったり、少しキャストして狙ったりします。エサはアオイソメを使います。

真鯛

魚の写真

■魚の詳細

一年中釣れますが、水温が下がる1月~3月は動きが鈍く釣りにくい時期となります。

言わずと知れた魚の王様で引きが強く味もよく最高のターゲットのひとつです。

■仕掛けと釣り方

・タイラバ・・竿は6フィート前後のタイラバ専用ロッドがオススメです。リールは小型の両軸リール、初心者の方はギア比は5.5~6.5:1くらいのものが使いやすいです。あまりハイギアのものは大型がかかった時に釣り上げるのに苦労します。PEは1.5号~2号を150m以上巻き、リーダーはフロロカーボンの4号~5号を5m以上付けることをオススメします。

タイラバは日によって当たりカラーが違うので基本のオレンジ系、その他グリーン系、レッド系など何種類か用意してください。ヘッドは60g、75g、90gを用意してください。

船を潮に乗せて流し釣りします。基本的にスパンカー流しですが、乗船人数や海の状況によってはどてら流しします。

・サビキ釣り・・鉛負荷30号程度の船竿、小型両軸リール、市販のスキンサビキ、魚皮サビキなどを使います。季節によっては毛糸を使ったミミイカサビキでよく釣れます。船を潮に乗せて流し釣りします。

・落とし込み・・市販の落とし込み仕掛けを使います。ベイトを付けたら底まで落としゆっくり巻き上げるとよくアタります。

・ジギング・・最近マダイ用のジグが多く発売されています。高速のジャークではなくフワッとしゃくってフラフラ落とすスロー系が有効です。遅めのただ巻きでもヒットします。

カレイ

魚の写真

 

■魚の詳細

浅場の砂泥域に生息しています。

■仕掛けと釣り方

片テンビンでの小突き釣り・・鉛負荷30号程度の船竿、小型両軸リール、15cm程度の小型の片テンビンに2本~3本鈎仕掛けを使います。アオイソメを使って船を流しながら釣ります。